生物には自らの健康を維持するため、自律神経・ホルモン・免疫系で構成される健康維持システムが存在します。これらのバランスを保つことで一人一人が持つ「自然回復力」が呼び覚まされ、健康な状態へと近づいていきます。内科・整形外科と連携し、患者様一人一人が持つ「自然回復力」を最大限引き出すため、運動療法を主体としたリハビリテーションを提供しています。手術前の体力向上や術後のアフターケア、慢性疼痛疾患に対し、治療法・予防方法の提供を行います。
リハビリには、症状を治すための治療のリハビリと、症状を出さないようにするための予防リハビリがあります。
さとやま整形外科内科のリハビリでは、治療と予防を同時に行うことができる
スパインダイナミクス療法を用いたリハビリを行っています。
現在我が国で慢性痛保有者は22%にのぼり、推定患者数2315万人と言われています。慢性痛の中にはレントゲンやMRIを用いても原因がはっきりしないものも多く、運動器(筋肉や骨など)自体の病変だけではなく、身体の機能的な問題が大きく関与していることが解明されています。患部で起こっている病変に、「なぜその病気・怪我をしたのか?」という背景を含め、ホリスティック(全人的)な医療を提供できるよう努めます。
SD療法の特徴は、身体の状態・環境に体が順応した「結果」が症状や病変であるとして捉えており、従来のように症状に対して介入する対症療法ではなく、症状が発生しなくてはならなくなった「原因」を考察し、根本解決を目指した治療プログラムを提供していることです。そのため、基礎体力や柔軟性などの身体機能を患部含む全身トータルで検査するほか、生活背景との関連性など、より幅広い視点で治療を提供致します。
科学的な根拠に基づいた治療を提供するための測定・検査、柔軟性のテストなどお体をトータルでサポートいたします。
整形外科医と内科医が連携した医療で安心して治療に取り組める環境です。
当院では科学的な根拠に基づいた治療を提供すべく、全身筋肉量や筋力検査を実施し、体力状態に併せた運動プログラムを立案しています。個人の体力状態に併せておりますので、幅広い疾患に対して安全な医療を提供するよう努めております。
筋力と同等に重要となる全身の柔軟性を調べ、具体的に問題となる部位を選択して治療に励んでいます。年齢を問わず個人の状態を検査するため、スポーツ選手から高齢者まで幅広くサポート致します。
整形症状の背景には内科疾患が隠れていることがあります。内科疾患を持っている患者様であっても、内科医と相談しながらリハビリが行えるため安心して治療に取り組める施設です。お気軽にご相談下さい。