内科、整形外科、リハビリテーション科、各科の医師、看護師、放射線技師、作業療法士、医療事務など、さとやま整形外科内科の医療スタッフがコラムを綴ります。患者様のお役に立てられるようなテーマで記事を執筆しています。
"毎日のデスクワークで背中や肩がガチガチ""まるで何かを背負っているように背中や肩が重い"そんな悩みを持つ貴方に立った3分でできるストレッチをご紹介します。
<表層筋である広背筋のストレッチ>
まず、「広背筋」とは肩甲骨の下から腰部にかけて広がる大きな筋肉で、体幹の骨と上腕骨を結ぶ重要な役割を担っています。
それでは、椅子に座ったら始めましょう!
① 肩幅に足を開き、背もたれから背中を離して組んだ手を上にあげます。
② 上半身をやや倒したい方向とは逆に回旋させ、ゆっくりと斜め前に倒していきます。
③ 両肘はできるだけ伸ばした状態で行い、10秒伸ばしてみましょう。
④ 元に戻し、反対側も同様に取り組みます。
【広背筋ストレッチのワンポイント講座】
・呼吸は止めずに安定させる。
・広背筋という背中の筋肉が伸びているのを感じる。
・両肘はできるだけ伸ばした状態で取り組む。
・身体は真横ではなく、斜め前に倒します。
1日の少しの時間をストレッチに充てることで、身体の疲労は大きく軽減できます。身体の負債とならないよう日頃から気をつけていきましょう。
2022/11/15 Wrote