沼津整形外科は充実の検査設備で地域の皆さまの健康をサポートします。内科・リハビリテーション科と整形外科。沼津市東原(愛鷹)の「さとやま整形外科内科」

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内科、整形外科、リハビリテーション科、各科の医師、看護師、放射線技師、作業療法士、医療事務など、さとやま整形外科内科の医療スタッフがコラムを綴ります。患者様のお役に立てられるようなテーマで記事を執筆しています。

「安静は"毒"、運動は"くすり"」~さとやま整形外科内科院長が贈るコラム~

さとやま整形外科内科院長が贈る本コラムでは健康に関する雑話や豆知識などをいろいろご紹介していきます。

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運動と健康シリーズ①「安静は"毒"、運動は"くすり"」


WHOは世界の運動不足が21世紀最大の公衆衛生上の問題であると警鐘を鳴らしています。
運動不足は先進国ほどひどく、社会が豊かになればなるほど人々の運動量が減り、それに伴って現代病である生活習慣病が増えているのです。
人が素朴に汗をかき、本来的な身体活動の代価であるエネルギーを支払う必要がない不健康な環境に私達が住んでいるからです。



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私たちの遺伝子は太古の乏しいエネルギーを効率よく貯め込むのに適した遺伝子型を維持したまま、一転して今日の高脂肪高カロリーの豊穣な時代を迎えたのです。
これがメタボのパンデミック(世界的流行)の原因と考えられています。
この遺伝子の適応不全を脱却するにはカロリー制限と運動という自己防衛しかありません。
WHOは運動不足を解消するために最小限の基準を推奨しています。



すなわち、「成人は中等度(運動中に話ができる程度)の有酸素運動を1週間に150分以上、若年者では強度の運動を毎日60分以上行う」ことです。
有酸素運動はあなたの呼吸と脈拍が増加するすべての運動です。アメリカ糖尿病学会は5月2日を「立ち上がって運動しようデー」に決め、患者さんに運動を呼びかけています。





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さあテレビの前の皆さん、立ち上がって運動を始めましょう!


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さとやま整形外科内科 院長 稙田太郎

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インスリン抵抗性に関し、日本でいち早く人工膵臓を駆使して臨床研究を展開。 医学博士号取得、元日本糖尿病学会専門医、指導医、功労評議員。

2022/07/29 Wrote